画業と暮らしと交流 大観邸(大阪高島屋グランドホール)

大阪高島屋グランドホールで行われていた横山大観記念館 史跡・名勝指定記念展「画業と暮らしと交流 大観邸」に行ってきました。

 

 

横山大観は、東京・上野池之端(台東区)に1908年から居住し、数々の名作を生み出しています。1919年、この場所に木造2階建ての数奇屋風日本家屋が大観のデザインによって建てられ自宅兼アトリエとして使用され、庭の樹木などは多くの大観作品の画題になったそうです。

 

見どころは全長26メートルの大作「四時山水」すべてを十年ぶりに展示されていて、その魅力を余さずに体感できました。

 

大観の米寿記念で各界の名士が揮毫(きごう)した風炉先屏風には、川合玉堂や安井曾太郎らとともに首相鳩山一郎の名もありました。夕顔をあしらった夫人の着物や竹林を描いた風呂敷原図からは、大観の多才ぶりや人生を楽しむ様子が伝わります。大観自身が絵付けをした和食器などもおしゃれに思いました。

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北野天満宮 信仰と名宝 - 天神さんの源流 -(京都文化博物館)

午後から晴れる模様。京都へ行くのにカメラを忘れてしまい、すごく後悔しました。

 

 

北野天満宮には3年前に行き、コンテスト成就の絵馬を納めました。あれからずいぶん年月が経ったような気がします・・・(゜゜)。

 

会場で掲げてあった菅原道真が11歳のとき初めて詠んだ漢詩「月夜見梅花」が心に残りました。

 

「月夜見梅花」(菅原道真)

 

月耀如晴雪(げつようせいせつのごとく)

梅花似照星(ばいかしょうせいににたり)

可憐金鏡転(あわれむべしきんきょうてんじて)

庭上玉房馨(ていじょうにぎょくぼうのかおれるを)

 

(意訳)

輝く月の光は晴れた日の雪のようだ。 梅の花は照り輝く星に似ている。 月が動いて、庭の梅を隠し(梅の花が見えなくなり)、梅の香が 馨ってくるのはしみじみ心に浸みて何ともいえない。

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驚異の超絶技巧! - 明治工芸から現代アートへ -(あべのハルカス美術館)

大阪市立美術館を出た後、あべのハルカス美術館へ向かいました。両美術館は「天王寺」駅から徒歩圏内なので、“2コ1”で鑑賞すると交通費が浮きますが・・・、帰宅すると傘を預けた鍵を持って帰って傘を忘れたので今日また行ってこようと思います。鑑賞後は完全に雨が止んでいたのです。(;_;)

 

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本展示会のメインビジュアルに、前原冬樹さんの≪一刻:皿に秋刀魚≫が選ばれていました。

 

≪一刻:有刺鉄線≫前原冬樹

 

有刺鉄線には、細く葉をつけた植物の蔓が絡みついています。「制作中は作品が折れないように指の上で彫り進めた」と説明文にありました。あらためて「これも一木から彫り上げたんだな・・・」と思いました。蔓の端の部分なんて何時折れてもおかしくないくらい細いものでした。

 

自在《飛鶴吊香炉》高瀬好山

 

高瀬好山は、大正時代に自在置物でその名を馳せた金細工職人です。この≪飛鶴吊香炉≫の鶴を観て、ある考えが浮かびました。

 

自在置物・・・日本の金属工芸の一分野。鉄や銅、銀、赤銅(金と銅の合金)、四分一(銀と銅の合金)などの金属板を素材として、動物の模型を写実的に作り、それらの体節・関節の部分を本物通りに動かすことをも追求したもの。

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フェルメール展(大阪市立美術館)

寒い日が続いています。いつ、春は訪れるのでしょうか?

 

今日は、大阪市立美術館で行われている『フェルメール展』に行ってきました。今回の展示会のコンセプトは、フェルメールの作品は現存する作品が35点と非常に少ない画家なのですが、その中で「6作品が集結した」のが売りのようです。

 

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三人で、ひさびさの美術館巡りです。

 

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日本で当たり前なのですが館内は写真撮影が禁止なので、ロビーでパネルを写真撮影ができるスペースが設けられています。パネルの作品は『手紙を書く夫人と召使い』(1670-1671年)です。

 

『手紙を書く女』(1665年)

 

一番印象に残った作品は『手紙を書く女』でした。このご婦人の髪飾り「おリボンたくさん」は、フェルメールお気に入りのヘアスタイルだったと美術系のテレビ番組が解説していました。(^^)

 

会場には、お花が綺麗に飾りつけされていました。

 

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紫のパンジーの花言葉は「思慮深い」なんだそうです。

 

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黄色いチューリップの花言葉は「望みのない恋」らしいです。何か意味があるのでしょうか??

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日本女性と着物 ビューティー・オブ・ジャパン(小林美術館)

寒い1日です。この展示会は、着物を着ていくと割引があったようですが、あまりに寒いので断念しました。午後から雪が降るかも・・・。

 

 

高石市にある小林美術館は、横山大観、上村松園、竹内栖鳳など、文化勲章受章作家39人全員の日本画を取りそろえているというのが特徴の美術館です。3階が企画展で、2階が常設展でした。印象に残った絵は下記でした。

 

≪企画展≫

・菊池契月『紫式部』

・中村貞以『鷺娘』『梅美人』

・三木翠山『美人読書』

・藤田嗣治『着物を着た女性』

 

≪常設展≫

・浜田泰介『旭日』

・松林桂月『早春花鳥』

 

 

南海本線「羽衣」駅から徒歩4分です。駅名が素敵だったので由来を調べてみました。松林が広がる浜寺公園の南半分を占める当地にあった羽衣松(浜寺三名松の一つ)から駅名を取ったとのこと。

 

1階のカフェからの眺め

 

1階にはカフェ「羽衣珈琲」と「羽衣ギャラリー」があります。温かいコーヒーを飲みました。入館料とコーヒーセットで1,200円でした。

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物語とうたにあそぶ(中之島 香雪美術館)

工房に通ってくれている友人からチケットをいただいたので行ってきました。

 

 

中之島 香雪美術館の開館記念に「珠玉の村山コレクション」のシリーズが開催されていましたが、最終シリーズは、村山龍平がコレクションした「物語」や「うた」を主題とすることが多い「やまと絵」の展示会でした。

 

いろいろ感想はありましたが、展示物を見ていて久しぶりに「伊勢物語が読みたい!」という思いを強く持ちました。

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第十回高円宮殿下記念根付コンペティション記念展               (大阪芸術大学スカイキャンパス セミナールーム1)

偶然目にしたパンフレットにビーズの根付の写真があったので、観てきました。

 

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大阪芸術大学で客員教授をされている高円宮妃久子殿下は、高円宮憲仁親王殿下とともに世界有数の根付コレクターとして有名で、現代根付作家を育まれてこられたこともよく知られています。

 

大阪芸術大学グループでは両殿下を記念して平成21年にグループ校の在学生を対象に「高円宮殿下記念 根付コンペティション記念展」を設立しました。今回は第十回記念展です。

 

■出展作品

 

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学長賞「おなかをあたためて」(上田 理世 上田 基世)

 

ビーズで作られた根付は、亀のかたちをしていました。

 

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「歯にわ」(若林 杏)

 

個人的にはタイトルに洒落がきいているのも好きです。

 

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「これ、買うていい? ペンギン」(山口 倭果)

 

手に持っているのは、果物でしょうか?

 

■高円宮妃久子殿下の根付コレクション

 

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「オーロラ」(福山 恒山)

 

上手に雪だるまを作っていらっしゃいます。

 

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「はりせんぼん」(多々羅 幽山)

 

まるまるした感じがかわいいです。

 

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大阪芸術大学スカイキャンパスルームは、あべのハルカスビルの24階にあります。

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4世紀のヤマト王権と対外交渉 - 東アジア情勢と古墳の変化 -          (大阪府立近つ飛鳥博物館)

準備で時間がなかったのですがチケットがあったので朝一に行って、その後に梅田で材料の買い物をしました。

 

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「日本史の中で4世紀は謎に包まれている」と何度も書きました。中国の歴史書から日本の記述がまったくなくなった時期です。日本では古墳時代といわれる時代でした。また、その時期にヤマト王権が成立されたといわれています。近代に続く日本史でもっとも重要な出来事があったにもかかわらず、よくわかっていないとは興味がそそられてしまう時代です。平成30年度 秋季特別展はその4世紀が取り上げられたので、無理をしてでも足を運んだという次第です。

 

その4世紀の日本を知る手がかりのものとして、◎石上神宮の「七支刀(しちしとう)」と、◎高句麗の「広開土王碑文(こうかいどおうのひ)」の金石文と、◎『日本書紀』神功紀(じんぐうき)、の記述くらいしかありません。

 

今回の展示では「七支刀」のレプリカとお茶の水大学歴史資料館の「広開土王碑文 碑文拓本」パネルや、椿井大塚山古墳の「小札革綴冑(しょうさつかわとじかぶと)」、「三角縁三神五獣鏡」、「三角縁四神四獣鏡」、「鉄斧(てっぷ)」、「素環頭大刀(そかんとうのたち)」などの重要文化財などが特別展示されていました。

 

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水鳥形埴輪(4世紀)

 

この水鳥形埴輪は津堂城山古墳より出土されたものです。本物は藤井寺市のアイセルシュラホールに展示されていて重要文化財になっています。津堂城山古墳は被葬者は不明ですが、宮内庁より第19代允恭天皇の陵墓参考地として国の史跡となっています。

 

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博物館の自然(山茶花)

 

この博物館の周りには、美しい自然が広がっています。

 

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博物館の自然(紅葉)

 

今年はとくに紅葉が美しかったです。

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TOHO BEADS STYLE ガラスの里・美術館仝殿絅ラス 編

今回の工場見学は、日本シードビーズ協会の会員向けに企画されたものです。広島にあるTOHOというビーズメーカーの工場が見学できるもの。工場の敷地内には「ガラスの里」というミュージアムがありました。ここでは、ガラスやビーズに関する博物館やレストラン、ショップ、ガラス工芸が体験できる工房もあります。

 

 

ガラスの里入園口には、大きなガラスの塊のオブジェがあります。ホウ珪酸ガラスのもので800kgあるそうです。日差しに輝ききれいなガラスでした。

 

 

入って右側には巨大な黒曜石があります。火山ガラスとも天然ガラスともいわれるものです。石器時代には容易に加工できるとして優れた刃物の材料として大変珍重されました。重量は7.8トンあります。

 

 

見学前にガラスの里にある「ガラス博物館」を見させていただきました。

 

拍手付瓶(1〜2世紀・地中海東岸域)

 

美しい虹色をしているローマンガラスの瓶です。

 

アラバストロン型コアガラス(紀元前4〜3世紀・南イタリー)

 

南イタリーの遺跡から出土されたもの。他のコアガラスとは違い、地中海東岸域からは出土されないものだそうです。

 

アリュバロス型コアガラス(紀元前6〜5世紀)

 

口縁部の両耳はドルフィン型(イルカ型)とも呼ばれます。金属製のスタンドはコアガラスを安定させるために造られたもの。

 

多耳付壺(3〜4世紀・地中海東岸域)

 

10本の多耳付のローマンガラスです。

 

飾吊手付二連瓶(3〜4世紀・地中海東岸域)

 

銀化ガラス碗(2〜3世紀・シリア)

 

古代ガラスの中でもまれに見る美しい銀化したガラス器です。

 

※銀化現象・・・ガラスが土中に何百年おかれた場合にガラスの成分であるケイ酸や酸化アルミなどが周囲の鉄、銅、マグネシウム分などと化学反応を起こした現象。

 

アーモンド型吹きガラスビーカー(1世紀・シリア)

 

これはお酒を飲むのに用いられたもの。イタリア・ポンペイの遺跡からも発掘されており、大英博物館やメトロポリタン美術館、セントルイス美術館など主要な美術館に所蔵されています。

 

リュトン(1世紀・シリア)

 

リュトンはお酒を飲むための器で、古くは動物の角などを使い酒器としていたため「ドリンキングホーン」とも呼ばれています。破損したものが多いなか、これほど保存状態が良いものは珍しいとのこと。角のある頭部はローマ神話の牧神(半人半羊の神)の頭を表したものといわれています。

 

スネークガラス瓶(2〜3世紀・地中海東岸域)

 

吹きガラスの技法によって作られた瓶に蛇の文様のガラスを貼付けてある珍しいガラス瓶です。

 

紺瑠璃壺(10世紀・中央アジア 正倉院宝物レプリカ)

 

中央アジアのフェルガーナ地方で材料はソーダガラスのもの。この壺は1021年(治安元年)に伊勢の豪族・平致経(たいらのむねつね)が東大寺に奉納したものです。

 

白瑠璃碗(6世紀・ササン朝ペルシャ 正倉院レプリカ)

 

天平勝宝8年(756年)に光明皇太后が聖武天皇の遺愛品を納めたとされる正倉院の1万点の宝物のうちガラス器は6点あり、それぞれ製作地も製作年代も違っているそうです。

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特別展 建国1100年 高麗 - 金属工芸の輝きと信仰 -(大和文華館)

本日最後は、同じ近鉄「学園前」駅の南側にある大和文華館へ行きました。2年半ぶりです。

 

 

1100年前に朝鮮半島に誕生した高麗ー王侯貴族を中心として、文化・美術において成熟した時代が築かれます。あつい仏教への信仰を背景におごそかできらびやかに荘厳された仏がんや水瓶をはじめ、鏡や装身具などが展示されていました。

 

■印象に残ったもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄地金銀象嵌鏡架

(愛知県美術館蔵・

木村定三コレクション)

 

円形の鏡を架ける道具です。高麗時代の鉄地金銀象嵌鏡架は、日本では2点、朝鮮半島には5点しか残っていない貴重なもの。

 

全体に細かい象嵌が施されています。最大の見どころは鉄棒の全面を飾っている金と銀の象嵌。「宝相華(ほうそうげ)」と呼ばれる仏教意匠の仮想の花を、花弁や葉には銀、花心には金を使い、幅1ミリほどの象嵌で描いています。

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