4世紀のヤマト王権と対外交渉 - 東アジア情勢と古墳の変化 -          (大阪府立近つ飛鳥博物館)

準備で時間がなかったのですがチケットがあったので朝一に行って、その後に梅田で材料の買い物をしました。

 

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「日本史の中で4世紀は謎に包まれている」と何度も書きました。中国の歴史書から日本の記述がまったくなくなった時期です。日本では古墳時代といわれる時代でした。また、その時期にヤマト王権が成立されたといわれています。近代に続く日本史でもっとも重要な出来事があったにもかかわらず、よくわかっていないとは興味がそそられてしまう時代です。平成30年度 秋季特別展はその4世紀が取り上げられたので、無理をしてでも足を運んだという次第です。

 

その4世紀の日本を知る手がかりのものとして、◎石上神宮の「七支刀(しちしとう)」と、◎高句麗の「広開土王碑文(こうかいどおうのひ)」の金石文と、◎『日本書紀』神功紀(じんぐうき)、の記述くらいしかありません。

 

今回の展示では「七支刀」のレプリカとお茶の水大学歴史資料館の「広開土王碑文 碑文拓本」パネルや、椿井大塚山古墳の「小札革綴冑(しょうさつかわとじかぶと)」、「三角縁三神五獣鏡」、「三角縁四神四獣鏡」、「鉄斧(てっぷ)」、「素環頭大刀(そかんとうのたち)」などの重要文化財などが特別展示されていました。

 

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水鳥形埴輪(4世紀)

 

この水鳥形埴輪は津堂城山古墳より出土されたものです。本物は藤井寺市のアイセルシュラホールに展示されていて重要文化財になっています。津堂城山古墳は被葬者は不明ですが、宮内庁より第19代允恭天皇の陵墓参考地として国の史跡となっています。

 

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博物館の自然(山茶花)

 

この博物館の周りには、美しい自然が広がっています。

 

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博物館の自然(紅葉)

 

今年はとくに紅葉が美しかったです。

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TOHO BEADS STYLE ガラスの里・美術館仝殿絅ラス 編

今回の工場見学は、日本シードビーズ協会の会員向けに企画されたものです。広島にあるTOHOというビーズメーカーの工場が見学できるもの。工場の敷地内には「ガラスの里」というミュージアムがありました。ここでは、ガラスやビーズに関する博物館やレストラン、ショップ、ガラス工芸が体験できる工房もあります。

 

 

ガラスの里入園口には、大きなガラスの塊のオブジェがあります。ホウ珪酸ガラスのもので800kgあるそうです。日差しに輝ききれいなガラスでした。

 

 

入って右側には巨大な黒曜石があります。火山ガラスとも天然ガラスともいわれるものです。石器時代には容易に加工できるとして優れた刃物の材料として大変珍重されました。重量は7.8トンあります。

 

 

見学前にガラスの里にある「ガラス博物館」を見させていただきました。

 

拍手付瓶(1〜2世紀・地中海東岸域)

 

美しい虹色をしているローマンガラスの瓶です。

 

アラバストロン型コアガラス(紀元前4〜3世紀・南イタリー)

 

南イタリーの遺跡から出土されたもの。他のコアガラスとは違い、地中海東岸域からは出土されないものだそうです。

 

アリュバロス型コアガラス(紀元前6〜5世紀)

 

口縁部の両耳はドルフィン型(イルカ型)とも呼ばれます。金属製のスタンドはコアガラスを安定させるために造られたもの。

 

多耳付壺(3〜4世紀・地中海東岸域)

 

10本の多耳付のローマンガラスです。

 

飾吊手付二連瓶(3〜4世紀・地中海東岸域)

 

銀化ガラス碗(2〜3世紀・シリア)

 

古代ガラスの中でもまれに見る美しい銀化したガラス器です。

 

※銀化現象・・・ガラスが土中に何百年おかれた場合にガラスの成分であるケイ酸や酸化アルミなどが周囲の鉄、銅、マグネシウム分などと化学反応を起こした現象。

 

アーモンド型吹きガラスビーカー(1世紀・シリア)

 

これはお酒を飲むのに用いられたもの。イタリア・ポンペイの遺跡からも発掘されており、大英博物館やメトロポリタン美術館、セントルイス美術館など主要な美術館に所蔵されています。

 

リュトン(1世紀・シリア)

 

リュトンはお酒を飲むための器で、古くは動物の角などを使い酒器としていたため「ドリンキングホーン」とも呼ばれています。破損したものが多いなか、これほど保存状態が良いものは珍しいとのこと。角のある頭部はローマ神話の牧神(半人半羊の神)の頭を表したものといわれています。

 

スネークガラス瓶(2〜3世紀・地中海東岸域)

 

吹きガラスの技法によって作られた瓶に蛇の文様のガラスを貼付けてある珍しいガラス瓶です。

 

紺瑠璃壺(10世紀・中央アジア 正倉院宝物レプリカ)

 

中央アジアのフェルガーナ地方で材料はソーダガラスのもの。この壺は1021年(治安元年)に伊勢の豪族・平致経(たいらのむねつね)が東大寺に奉納したものです。

 

白瑠璃碗(6世紀・ササン朝ペルシャ 正倉院レプリカ)

 

天平勝宝8年(756年)に光明皇太后が聖武天皇の遺愛品を納めたとされる正倉院の1万点の宝物のうちガラス器は6点あり、それぞれ製作地も製作年代も違っているそうです。

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特別展 建国1100年 高麗 - 金属工芸の輝きと信仰 -(大和文華館)

本日最後は、同じ近鉄「学園前」駅の南側にある大和文華館へ行きました。2年半ぶりです。

 

 

1100年前に朝鮮半島に誕生した高麗ー王侯貴族を中心として、文化・美術において成熟した時代が築かれます。あつい仏教への信仰を背景におごそかできらびやかに荘厳された仏がんや水瓶をはじめ、鏡や装身具などが展示されていました。

 

■印象に残ったもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄地金銀象嵌鏡架

(愛知県美術館蔵・

木村定三コレクション)

 

円形の鏡を架ける道具です。高麗時代の鉄地金銀象嵌鏡架は、日本では2点、朝鮮半島には5点しか残っていない貴重なもの。

 

全体に細かい象嵌が施されています。最大の見どころは鉄棒の全面を飾っている金と銀の象嵌。「宝相華(ほうそうげ)」と呼ばれる仏教意匠の仮想の花を、花弁や葉には銀、花心には金を使い、幅1ミリほどの象嵌で描いています。

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上村松園・松篁・淳之 三代展「画家の仕事」〜本画・下絵・素描が語るもの〜 (松伯美術館)

奈良国立博物館のある近鉄「奈良」駅から「学園前」駅まで移動し、バスで松伯美術館に行きました。初めて来た美術館です。

 

 

上村松園の描く女性がとても美しかったです。絵葉書を買いました。

 

■印象に残った絵画

 

「楊貴妃」(1922年)

 

「鼓の音」(1940年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「花がたみ」(1915年)

 

「花がたみ」は、能の『花筐』(はながたみ)を題材にしているそうです。 継体天皇の皇子時代に寵を受けた照日の前が形見の花筐を手に都に上り、紅葉狩りに行き再び逢った帝の前で舞を舞うという物語です。

 

継体天皇は、皇室が途絶えそうになった時代に越前の国から5世ほど先祖をたどって京に迎えられたという異例な天皇です。天皇に決まったとき恋人だった照日の前へ花かごと手紙を送って「もう、会えない」と言ったのでしょう。悲しみに暮れた照日の前は狂女になります。そして継体天皇を追って京に行き、紅葉狩りをしていた継体天皇を見つけ舞を舞って縁を取り戻し、ともに京へ戻ったというのが詳しい物語のようです。

 

この絵はまさに、継体天皇を見つけた瞬間の照日の前の姿なのでしょう。

 

美術館には美しい庭が広がる

 

館名の「松」は、松園、松篁の両画伯の名前と庭の美しい百数十本の松林から名づけられたもの。「伯」は、当館が故・佐伯勇氏(近鉄日本鉄道株式会社名誉会長)の旧邸敷地内に建築された美術館であることと、画伯から名づけられたそうです。

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名品展 中国古代青銅器・坂本コレクション/青銅器館(奈良国立博物館)

 

なら仏像館と渡り廊下でつながれた青銅器館では、古美術品の収集家・故 坂本五郎氏より寄贈された中国古代の青銅器から選りすぐりの逸品120点あまりが公開されていました。

 

中国の青銅器時代は紀元前2000年ごろに始まり、夏(か)、商、周(しゅう)の三代を経て、紀元前3世紀(戦国時代後期)まで続きます。商・周時代の青銅容器は彝器(いき)とよばれ、世界の青銅器文化の中で最も発達したものと評価されているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「鳳凰文ユウ」(紀元前11〜10世紀)

 

 

この施設の代表的な青銅器。装飾や文様が斬新的なデザインです。

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名品展 珠玉の仏たち/なら仏像館(奈良国立博物館)

正倉院展の券で、奈良国立博物館にあるなら仏像館の「珠玉の仏たち」も鑑賞することができました。平成28年春にリニューアルオープンした「なら仏像館」です。建物は明治27年(1894年)に竣工し明治を代表する洋風建築物は、重要文化財に指定されています。

 

 

ここでは日本の飛鳥時代から鎌倉時代の作品を中心に、中国や朝鮮半島のものを含めて常時100の彫刻作品が展示されています。世界に冠たる仏教彫刻の殿堂といっても過言ではない施設だそうです。

 

仏像にはあまり興味はありませんでしたが、迫力のある仏像の陳列を観ていると、その魅力が朧気ながらわかったような気がしました。巨大な仏像も魅力的ですが、中には小指サイズの仏像があり、とても可愛らしかったです。

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第70回正倉院展(奈良国立博物館)

夜中まで雨が降っていましたが、日の出とともに天気が回復しました。5時に起床して、気合いで着物を着ました。今日は奈良の1日です。奈良国立博物館の正倉院展を朝9時からのスタートです。

 

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今年の会場メインポスターは、平螺鈿背八角鏡と磁鼓でした。

 

 

■平螺鈿背八角鏡(へいらでんはいのはっかくきょう)

聖武天皇の身近にあった鏡。青銅で作られている。裏にはヤコウガイを使った螺鈿が施されている。花の赤い部分は琥珀。隙間にはトルコ石の粒が埋め込まれている。

 

■磁鼓(じこ)

鼓という打楽器。「奈良三彩」と呼ばれる焼き物で作られている。三彩の鼓は世界唯一のもの。

 

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もう一つのメインポスターは、沈香木画箱と犀角如意でした。

 

■沈香木画箱 (じんこうもくがのはこ)

沈香、シタンといった豪華な素材を用い、彩絵、木画、牙彫など各種の技法を駆使して隙間なく装飾されており、献物箱(けんもつばこ)中屈指の優品として高名である。

 

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■犀角如意(さいかくのにょい)

お坊さんが儀式のときに手に持つ威厳を整える道具。あめ色の先端部分はサイの角。鳥や草花を透かし彫りにした象牙が施されている。

 

その他に印象に残った宝物は、玳瑁螺鈿八角箱でした。

 

 

■玳瑁螺鈿八角箱(たいまいらでんはっかくばこ)

仏様へのお供え物を入れた箱。黄色と黒の部分はウミガメの一種で玳瑁の甲羅を箱全体に貼っている。貝殻を薄く切ってはめこむ螺鈿の技法で花や鳥の文様が施されている。

 

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奈良国立博物館の中庭は、秋の景色でした。

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華ひらく皇室文化 - 明治宮廷を彩る技と美 -(京都文化博物館)

京都高島屋から京都文化博物館まで徒歩で移動しました。

 

 

今年は明治改元から150年にあたります。明治のはじまりとともに、日本は欧米とならぶ文明国家を目指すことになりますが、一方で、江戸時代から続く日本独自の優れた美術・工芸を世界に発信するために「帝室技芸員制度(日本国宝の前身)」を作り、その保護・育成にも努めています。

 

本展示会では「帝室技芸員制度」によって、明治宮廷文化を彩った数々の逸品を見ることができました。

 

 

繊細で美しい技が映える展示物をみて、ただただ感動しました。

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第65回日本伝統工芸展(京都高島屋)

今日の京都へは阪急で行きました。

 

 

昭和25年に文化財保護法が施行され、昭和29年以来、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門にわたり日本伝統工芸展を開催してきたとのこと。ビーズアートは手芸ですが、工芸の逸品を見ると勉強になります。

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プーシキン美術館展−旅するフランス風景画(国立国際美術館)

暑い日が続いています。今日は心斎橋の「ビーズファクトリー」に行ってから、歩いて中之島にある国立国際美術館へ行くことにしました。

 

 

珠玉のフランス絵画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館の所蔵品で、7世紀から20世紀の風景画65点が来日しています。

 

■印象に残った作品

 

クロード・モネ≪草上の昼食(習作)≫1866年

 

エドゥアール・マネの≪草上の昼食≫に比べ上品な絵です。あれはあれで意味があるようですが。。。

 

ユベール・ロベール≪水に囲まれた神殿≫1780年代

 

古代ギリシア・ローマ時代の遺跡パエストゥムに残るポセイドン神殿。理想的な風景にするため実際よりかなりアレンジされて描かれているらしいです。美しい神殿でした。

 

アンリ・ルソー≪馬を襲うジャガー≫1910年

 

お馬さんがとても可哀そうな絵ですが、食物連鎖という自然界の運命を淡々と受け止める表情をしているように見えて印象に残りました。

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