たすかる料理(按田優子)

すがすがしい秋晴れ!

 

家庭で毎日料理をするようになったのは会社を退社した後です。初めは慣れなかったけれども、最近は苦にならなくなりました。それはやっぱり家で食べた方が断然安いし、外食だと十分に野菜が摂れず、続くと少し体調がおかしくなる歳になったせいだと思います。でも、毎日の家庭料理は凝ったものは作っていません。調味料などあまり種類を増やさず、ラクに作れるものが多いです。

 

 

本書は東京の代々木上原で「按田餃子」という人気のあるお店を経営されている按田優子さんが、自炊を継続する方法がまとめてある本です。参考になったのはスパイスの使い方・考え方でした。「同じ食材・調理でも加えるだけで別の料理になる」というもの。

 

あと旅行先でその土地の塩を買って、その土地のスーパーに売ってある産物(本書ではタラコでした)を塩漬けにしてお土産として持って帰るのも一度やってみたいと思います。

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智恵子の半生(高村光太郎)

まだ、雨は降りません。今年は、梅雨の雨が少ないです。

 

7月に入って、周期的にやってくるslumpに悩まされています。作る気力を失った時には、音楽を聴いたり、本を読んだり、絵画にふれたりして、自分自身でその不調を「脳の凝り」として緩和してきました。

 

先日、日曜日のバイト先でお客さんが歌う「智恵子抄」(コロンビア・ローズ供砲鯆阿ながら、ふと高村光太郎・智恵子夫妻のことを考え、『智恵子の半生』を青空文庫で読みました。『智恵子抄』におさめられた文章です。

 

 

(本文抜粋)

 

美に関する製作は公式の理念や、壮大な民族意識というようなものだけでは決して生れない。

 

そういうものは或は製作の主題となり、或はその動機となる事はあっても、その製作が心の底から生れ出て、生きた血を持つに至るには、必ずそこに大きな愛のやりとりがいる。

 

それは神の愛である事もあろう。大君の愛である事もあろう。

 

又実に一人の女性の底ぬけの純愛である事があるのである。

 

自分の作ったものを熱愛の眼を以て見てくれる一人の人があるという意識ほど、美術家にとって力となるものはない。

 

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この文章を読むと高村光太郎という芸術家は幸せだったのだな・・・、と感じます。

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料理家 村上祥子さん

本格的に雨が降り出しました。

 

『徹子の部屋』(テレビ朝日)に、料理家の村上祥子さんが出演されていました。

 

 

家庭料理は日々のことですから、無理をしてはいけません。どう手を抜くかも重要だと思います。とはいっても、料理は「ひと手間かければ、かけるほど美味しくなる。」といいます。それらの兼ね合いをどうすればよいのか専門家の方はどうなさっているのか、本書はぜひ読みたいと思いました。

 

 

同じく、村上祥子さんのご本です。テレビでも方法を紹介していましたが、肉・魚を50g、野菜を100gをジブロックのようなものに保存して調味料とともにレンチンすると出来上がるというものでした。

 

それ以外にもスーパーのお惣菜でも断然、お野菜が不足しているので、あまっている野菜を足してレンチンすると、そのまま食べるよりも栄養価が高くなるとのことでした。

 

75歳以上の高齢者になると、ぐっと食が細くなります(実家の父親の姿をみて痛感しています)。それでも自分で食事を用意しなければならない人は、これから多くなると思います。

 

自分のためにも、この2冊は手に取って読んでみたいと思いました。

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ゴミ清掃員の日常(滝沢秀一)

晴れて少し暑いです。

 

今朝のニュースで、『ゴミ清掃員の日常』という本を紹介していました。

 

 

あまり売れていないらしい芸人の滝沢秀一さんという方が、定収入を得るためゴミの清掃員をされていて、ゴミに関するつぶやきをTwitter発信され3200万人の方に閲覧されているとか。

 

何気ないゴミ清掃員の日常。本書はその生活で見つけたゴミの知識やちょっとばっかりの幸せを届ける本で、読むと分別したくなるらしいです。まんがは奥さまが担当されているとのこと。

 

一度、手に取ってみたいと思います。

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一汁一菜でよいという提案(土井善晴)

京都は、夏日とのこと。

 

 

父親の食がめっきり細くなりました。たくさん料理を作ると「血糖値が上がる!」といって、文句をいいます。お肉やお魚はともかく、なんとか野菜を食べてもらいたくて品数がおおくなるのですが、お皿が多いと食欲がなくなるといいます。そこで、お味噌汁の中に根野菜などを入れてごまかしています。

 

この土井善晴先生の本を読んで「それでよかったのだ。」と、安心しました。

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松本清張の文学

晴れているけれど最高気温が低い感じです。野菜が高騰しているとニュースが伝えていました。

 

手元に残した松本清張の本『蒼ざめた礼服』(新潮文庫)

 

先日、フジテレビで松本清張原作の『砂の器』のドラマが放映されていました。松本清張の本は、中学生時代によく読みました。彼は下関に近い小倉生まれなので、文章表現の仕方に共感を覚えることが多い作家です。

 

今、唯一残してある松本清張の本が『蒼ざめた礼服』という小説です。なぜこの小説が好きだったのか明確な理由はわかりませんが、でも、もし私が男性だったらこの小説の主人公の片山幸一のような人物になっていた可能性が高かったからではないかなとも思います。

 

■『蒼ざめた礼服』あらすじ

大学卒業から四年。就職難で仕方なく入った会社の仕事に男は気が乗らない。だが、古本屋でふと手にした雑誌をきっかけに、政財界の裏で活動する柿坂経済研究所に入るや、持ち前の好奇心を発揮し始めた。しかし、独自に探っていた謎に、国会でも注目の特殊潜水艦の建造計画が絡んで、殺人事件まで相次ぎ・・・。国防問題と巨大軍需産業の闇を背景に描かれた白熱の社会派ミステリー。

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文学YouTuberベル

緑地公園の桜がまだ見ごろではないもよう・・・。

 

文学YouTuberベルさんは、「文学」に特化したYouTuberとして活動していて、今、出版界で注目されているとネットニュースでありました。

 

チャンネル「文学YouTuberベル【ベルりんの壁】」 2019年面白本ランキングより

 

チャンネル開設は2015年でしたが、 2017年に「YouTube NextUp」というクリエイター支援の強化合宿に参加し5日間ワークショップ受けて、動画編集に自信が持てるようになったとのことです。

 

YouTube NextUp コンテスト・・・入賞すると、YouTube Space で開催される 1 週間のクリエイター キャンプへの参加資格など、すばらしい賞品が贈られる。

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伊勢物語 全訳注(阿部俊子)

 

注文しておいた『伊勢物語 全訳注』の本が届きました。

 

■伊勢物語がもとになった戯曲

 

(能)

 

・『井筒』・・・シテは井筒の女の霊。旅の僧(ワキ)が大和初瀬の在原寺を訪れると、若い女が来て荒れた古塚に水を手向ける。女は僧にこれが在原業平の墓だと教え、業平と井筒の女の恋物語を話して聞かせるが、やがて自分はその女の霊だと名を明かして、かたわらの井筒の陰に姿を消す。夜がふけると、女は業平の形見の装束を身に着けてふたたび現れ「序ノ舞」を舞い、井戸にわが姿を映して夫の面影をしのびなどするが、夜明けとともに消えていく。

 

・『雲林院』・・・芦屋の里に住む公光(ワキ)は、幼い頃から『伊勢物語』を愛読していたが、先日不思議な夢告を受けたので従者たち(ワキツレ)を伴い、京都 雲林院へとやって来た。折しも桜が見事に咲いていたので、公光は一枝折ろうとする。するとそこへ、一人の老人(シテ)が現れ、古歌を引いて公光をとがめるので、公光も古歌を引いて応酬し、二人は風流な歌問答を交わす。その後、公光が先日見た夢の内容を語ると、老人は「それは『伊勢物語』の秘事を業平がそなたに授けようとしたものだろう」と告げ、自分こそ業平の化身であると仄めかして消え失せた。その夜、公光が雲林院に留まっていると夢の中に在原業平の霊(後シテ)が現れ、昔の二条后との逃避行を語り懐旧の舞を舞うのであった。

 

(歌舞伎・文楽)

 

・『井筒業平河内通』・・・業平河内通いの伝説を題材とし、惟喬(これたか)・惟仁(これひと)両親王の位争いを背景に、業平に対する生駒姫と井筒姫の恋争いなどを描く。

 

・『競伊勢物語』・・・春日の里に住む小よし、養女信夫と婿の豆四郎は惟仁方。信夫は惟喬方が玉水淵に隠した御鏡を捜し出した。信夫の実父紀有常は、惟仁方の業平とその許嫁の井筒姫を救うため、小よしの住居を訪れ、信夫と豆四郎を身替りにたてようとする。若い2人は喜んで身替りとなり、御鏡を得た業平と姫は、惟仁親王を帝の跡目にたてることができた。

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熱が出たとき、なんとなく読んでいた短編小説

下関は曇り。明日は大阪へ戻るけれども夕食後、風邪のため熱が出ている模様。早々に寝床に入りました。

 

 

まだ自宅で生活していた昔、学生のころ、熱が出ると芥川龍之介の短編小説『蜜柑』をなんとなく読んでいたのを思い出しました。今晩は、久しぶりに読みたいと思います。

 

芥川龍之介の書いたものの中で一番好きな作品です。

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檸檬(梶井基次郎)

丸善京都本店 マルゼンカフェ限定スイーツ「檸檬」700円(税込)

 

本当に久しぶりに梶井基次郎の『檸檬』を読みました。表現が色彩豊かで、鬱屈した心象を詩的に描いた文章で、こんなに美しい作品だったかと、ちょっと感動しました。

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