建築と社会の年代記 - 竹中工務店400年の歩み -(神戸市立博物館)

もう寒の戻りはないんだろうな・・・と思わせる、暖かい日。

 

先日、神戸市立博物館で行われている「建築と社会の年代記 - 竹中工務店400年の歩み -」へ行ってきました。

 

竹中工務店は、1610年に織田信長の元家臣であった初代竹中藤兵衛正高が名古屋にて創業、神社仏閣の造営に携わります。やがて明治時代にヨーロッパ型の建築技術を導入すると、当時開港し都市化し始めた神戸へ進出。数々の建築物を施工し、その名を知られるようになりました。

 

“工務店”という言葉は現在、ハウスメーカーやゼネコン・中小規模建設工事事業者の社名として、あるいは一般名詞として広く用いられていますが、社名に“工務店”と付けたのは竹中工務店が初めてで、その意味は「設計と施工は切り離せない」の考えから“工務”を掲げ、お客様ありきの仕事であるという考えから“店”を用いていることに由来するそうです。

 

本展では、竹中工務店とその前身である工匠時代の竹中家が手がけた多様な建築を、建築と人間との関わり方という視点で8つの「かたち」(気呂犬泙蠅里たち、興于颪い里たち、靴呂燭蕕かたち、弧瓦鯆匹Δたち、拘鏡を育むかたち、妻襪蕕靴里たち、算を紡ぐかたち、爾澆鵑覆里たち)に分類して、竹中工務店が所蔵する豊富な資料を展示する内容となっていました。

 

メインビジュアル:

大阪朝日新聞社 藤井厚二図面(時計塔)と(文字盤) 竹中工務店蔵

 

東京商工リサーチが今年1月14日に発表した「全国企業倒産状況」によると、2019年1〜12月の倒産件数(負債総額1,000万円以上)は、前年比1.7%増の8,383件です。また、2018年(1-12月)の新設法人は12万8,610社でした。毎年、多くの会社が誕生しては消えていく中で、続く企業はどのような会社なのかと展示物を見ながら考えていました。

 

ひとが物事を行う原動力は“大義”だと常日頃思っています。しかし日々の日常は環境などによって、ときにだれしも“大義”を忘れてしまいがちな状況に陥ってしまいます。最近のニュースでは、どこかの学校で教師同士のいじめが取り上げられていました。聖職と言われる教師の世界でもそのような状態です。本展示会で、貴重な資料を見ながら「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」という経営理念からは建築に誇りを持つ姿勢が感じられました。やはり、続く企業とは“大義”がしっかりしているんだなと思いました。

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