夜中まで雨が降っていましたが、日の出とともに天気が回復しました。5時に起床して、気合いで着物を着ました。今日は奈良の1日です。奈良国立博物館の正倉院展を朝9時からのスタートです。
今年の会場メインビジュアルは、平螺鈿背八角鏡と磁鼓でした。
■平螺鈿背八角鏡(へいらでんはいのはっかくきょう)
聖武天皇の身近にあった鏡。青銅で作られている。裏にはヤコウガイを使った螺鈿が施されている。花の赤い部分は琥珀。隙間にはトルコ石の粒が埋め込まれている。
■磁鼓(じこ)
鼓という打楽器。「奈良三彩」と呼ばれる焼き物で作られている。三彩の鼓は世界唯一のもの。
もう一つのメインポスターは、沈香木画箱と犀角如意でした。
■沈香木画箱 (じんこうもくがのはこ)
沈香、シタンといった豪華な素材を用い、彩絵、木画、牙彫など各種の技法を駆使して隙間なく装飾されており、献物箱(けんもつばこ)中屈指の優品として高名である。
■犀角如意(さいかくのにょい)
お坊さんが儀式のときに手に持つ威厳を整える道具。あめ色の先端部分はサイの角。鳥や草花を透かし彫りにした象牙が施されている。
その他に印象に残った宝物は、玳瑁螺鈿八角箱でした。
■玳瑁螺鈿八角箱(たいまいらでんはっかくばこ)
仏様へのお供え物を入れた箱。黄色と黒の部分はウミガメの一種で玳瑁の甲羅を箱全体に貼っている。貝殻を薄く切ってはめこむ螺鈿の技法で花や鳥の文様が施されている。
奈良国立博物館の中庭は、秋の景色でした。
大阪 北摂 緑地公園 みすず工房 北村ひとみ ビーズ教室 コスチュームジュエリー教室 ハンドメイドアクセサリー教室 ビーズアート作家 コスチュームジュエリーデザイナー 北村ひとみ