五十にして天命を知る



「聞くだけ! 英語を話す力を身につける」CDブック(アスコム)の本だけでは一人旅英会話の不安がぬぐいきれず、再び本屋へ駆け込みました。もっと充実した英会話本を見つけたと同時に「40歳オーバーでニート状態だったぼくが初めてTOEICテストを受けていきなり930点取って人生を劇的に変えた、効果絶大な英語勉強法」という書名の本(タイトル長っ!)が目に留まり、TOEICには興味がないけれども、読み物として面白そうだったので購入しました。

(著者の春名久史さんのプロフィール)本書より抜粋
1971年、兵庫県出身。二流私大を中退後、定職にもつかずに工場や警備員などのアルバイトを転々とする。
留学経験はおろか、40歳をすぎるまでにパスポートすら持っていなかった。英語に関する仕事につけるわけもなく、英語とはまったく無縁の生活を送る。
40歳を過ぎてからさすがに将来に不安を感じ始め、一念発起して英語の勉強を開始。予備校にも通わず(通えず)、独学での勉強にも関わらず、一回目の受験でTOEICテスト930点を獲得。その後、通訳案内士の試験にも合格し、現在は通訳ガイドとして全国を飛び回る毎日。

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『論語』孔子より 「五十にして天命を知る」

私は、あと1年と6か月・・・わずかな迷いを見極め、天命を受け入れたいと思います。

 


本屋の窓からのぞいた{京都}(マイナビ)

 

先日、京都に行って「やっぱ、京都ってええやん」と思い思わず買った一冊です。

 

本書の本屋とは京都・左京区に店をかまえる恵文社一乗寺店のことです。

 

http://www.keibunsha-store.com/

 

序文に、

 

恵文社は「本にまつわるあれこれのセレクトショップ」です。「とにかく新しい本」を紹介するだけの本屋ではなく、一冊一冊スタッフが納得いくものを丁寧に紹介したい。ただ機能的に本を棚に並べるのではなく、思わぬ出会いにぶつかるような提案がしたい。表紙の美しい本は、眺めて楽しんでいただきたい。

 

とあります。ギャラリーもあるようです。今度京都へ行ったら絶対に行こうと思います。

 

 


金子みすゞを偲ぶ



3月10日は金子みすゞの命日です。毎年この日は桜もちを食べます。

昭和5年の3月9日(死の前日)、金子みすゞは下関の亀山八幡宮となりの写真館で最後の写真を撮り、桜もちを買って家に帰り、その晩は娘ふさえと一緒にお風呂に入り童謡を歌い、家族(義父、母親、娘)そろって桜もちを食べて明るく過ごしたといいます。

その後、義父、母親、娘のふさえは1階で就寝し、一人みすゞは2階で家族や離婚した元夫に遺書を書き、10日未明にカルモチンを飲み自殺しました。

金子みすゞが童謡を本格的に創作しはじめたのは大正12年から昭和3年までのあいだの下関に住んでいた時代です。前半の独身時代は雑誌『童話』『婦人倶楽部』『婦人画報』などに自分が創った童謡が掲載されたり、詩人・フランス文学者として日本の近代詩に大きな足跡を残した西條八十に認められるなど、彼女にとってもっとも輝かしい時代でした。

遺稿はポケットダイアリー三冊の手帳に「美しい町」「空のかあさま」「さみしい王女」と題して手書きで512編ほど残し、死後は長いあいだ忘れられていましたが、矢崎節夫らの努力で遺稿集が発掘され1984年に出版されると瞬く間に全国に知られるようになった童謡詩人です。

私は彼女の童謡を読むと、自分が青春時代を過ごした下関の街を思い出します。命日には、全集付録の「金子みすゞノート」(足跡ノート)などにも目を通し彼女を偲びます。今年は、弟へ残した遺書の結びに書いた「さらば我らの選手! 勇ましく往け!」という一文が心に残りました。意味は「さようなら、神から才能を与えられた弟よ! 自信をもって力強く生きていってね!」だと想像しています。


『数字』  金子みすゞ

二つと三つで五つです。五つと七つで十二です。

一年生になりたては、浜の小石を拾っていって、それで算術習います。

何万 何千 何百を、割ったり 掛けたり 加えたり、そんなお算用(さんにょ)する今は、

サンタクロスのおじさんほども、小石背負(しょ)はなきゃなるまいに。

かるい鉛筆一本で、書ける数字は、嬉しいな。
 

ニーベルンゲンの指環(新書館)全巻そろう!

ring1.JPG 

新書館の「ニーベルンゲンの指環 ラインの黄金」をヤフオクで落とすことができました。

この本は、ワーグナー楽劇≪ニーベルングの指環 ラインの黄金≫の訳本で、翻訳は寺山修司が担当しています。一番好きなオペラです。

≪ニーベルングの指環≫は、​​上演時間に約15時間を要する長〜いオペラ(楽劇)で、序夜≪ラインの黄金≫、第1日≪ワルキューレ≫、第2日≪ジークフリート≫、第3日≪神々の黄昏≫と行われるのに4日間かかります。通し上演だと歌手の喉のことを考えなか2日あけるので10日間くらいかかります。

単体で上演されることが多いのですが、2年に1度はドイツ・バイロイトで通し上演が行われます。

バイロイトにはワーグナーが自分の楽劇のために建てた祝祭劇場があり、毎年8月に音楽祭が行われます。チケットは入手が難しく日本から参加すると旅行社を通して150〜200万円かかります。ドレスコードも厳しく一大社交場です。​​一度、行ってみたいものです。

この本の挿絵は、アーサー・ラッカムさんが担当していてとても素敵です。

ring2.JPG 第1日≪ワルキューレ≫ 
ジークムントとジークリンデの悲恋

ring3.JPG​ 第2日≪ジークフリート≫
竜退治の場面

ring4.JPG​ 第3日≪神々の黄昏≫ 
ジークフリートの旅立ち、見送るブリュンヒルデ

このイラストを参考にして、演出をして欲しいものです。


元素生活(寄藤文平)

 

わんだふる らいふ うぃず ざ えれめんつぅ〜 ♪ 元素が気になるお年頃です。

アクセサリーを作るとき、材料の素材が気になります。ロジウム、真鍮は銅と亜鉛の合金、シルバー、金、鉄、アルミニウム、鉛などなど・・・。そんな元素を楽しくお勉強できる本を読みました。その中で、人間の原価につての記述があり、

 

≪体重60kgの人間の原価≫

 

亜鉛          0.5円(0.2gを実験用薬品亜鉛で換算)

 

鉄            14円(3gクギで換算)

 

ナトリウムと塩素     20円(180gを食塩で換算)

 

硫黄         288円(120gを実験用薬品硫黄で換算)

 

リン         300円(600gをリン酸肥料で換算)

 

カリウム       605円(240gをカリウム肥料で換算)

 

窒素         774円(1800gを窒素肥料で換算)

 

炭素         896円(10800gをバーベキュー用炭で換算)

 

カルシウム     1,766円(900gを実験用炭酸カルシウムで換算)

 

酸素と水素     3,980円(45000gを水で換算)

 

マグネシウム    4,200円(30gを実験用マグネシウムで換算)

 

     ≪合計≫    13,000円

 

 

人体を構成している元素をもとに、換算して値段にすると以上のような結果になるそうです。面白い人間の表し方だと思いました。

 

 


カラー図鑑 美しすぎる世界の鉱物(松原 聡)

 

― 某会議 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(編集者A)「『世界の鉱物カラー図鑑』じゃあ、インパクトに欠けるよね」

 

(編集者B)「『ビジュアル図鑑 世界の鉱物』では・・・」

 

(編集者A)「よくあるタイトル・・・、この本の売りは鉱物の美しさがわかる本なんだよね」

 

(編集者C)「美しすぎる・・・美しすぎる世界の鉱物では?」

 

(編集者B)「美しすぎる市議のパクリですか?」

 

(編集者A)「いいじゃない。『カラー図鑑 美しすぎる世界の鉱物』で決まり!」

 

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という出版社の会議で決まったようなタイトル(あくまでも想像です)。

 

天然石の勉強をするため購入した本です。「色彩や形がアートな鉱物」、「日本で最初に発見された鉱物」、「キケンな鉱物」など興味深い章立てで構成されていて読んでいて飽きません。

 

 


芸術と科学のあいだ(福岡伸一)

 

著者の福岡伸一さんが小学生に生命論である「動的平衡」を講義するのを試みたときの話で、

 

『私たち身体はタンパク質や脂肪といったミクロの粒でできているが、この粒々はすごい速度で日々、交換されている。 ― 略 ― つまり昨日の私は今日の私ではなく、久しぶりに会った人との挨拶は「お変わりありまくりですね」が正しい』の、一文に笑ってしまいました。

 

学問体系は円で成されていると思います。

 

Bead Artにもいわゆる手芸だけにとどまらず、さまざまな知識が必要です。ステッチ技法をしているとき「これは設計だな・・・」と思うことも「これは数学だな・・・」と思うこともあります。計算された美を表現することができる・・・それがステッチ技法です。

 

 



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